MYOGの入り口
ある日、夫が言った
「ねえ、これ作ってよ」
そう言って見せられたのは
某アウトドアブランドのポーチ
お値段、約5000円
「たっか!これそんなにするの!?」
「うん、だから作ってよ」
もちろん一流ブランド様がお作りになっている既製品を
ズブの素人が作れるわけないので
そんな感じのポーチを作って、の意味
「ほら、こういうバックパックとか作ってよ」
もちろん一流ブランド様がお作りになっている既製品を
ズブの素人が作れるわけないので
そんな感じのリュックを作って、の意味
・・・
元々ハンドメイドが好きで
ミシンもあるし
なんとなく作り方はわかるけど・・
まあ、なんかやってみよう
とはじめてみました
まずは色々調べて行くうちに
こんな言葉に出会った
MYOG(ミョグ)
make your own gear
の頭文字を取って
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MYOG(ミョグ)
アウトドアのものを自分で作ったり修理したりすることを
このようにいう(らしい)
元々はDIY全体のことを指す言葉で
近年、このように使われるようになってきた(らしい)
そして・・
この素材なに??
ということでアウトドア素材について調べてみると
ファブリック沼に落ちそうなくらい
ファブリック・・・生地や織物のこと
面白かったので
いくつかご紹介
X-PAC
アメリカのヨット帆メーカーであるディメンションポリアント社が開発した素材
高強力ポリエステルと撚って強靭なひもをつくり、X状に組んだXPLYを表生地の下に巡らせてあるため織物の弱点である斜め方向への伸びを抑えている
最下層には撥水加工を施したポリエステルファブリックが表地の織り目を密閉するように圧着加工されており、雨など水の侵入を防ぐ
バックパック、ザックに使用
独特の網目模様
最近よく見る、ダイヤの模様のやつね
タイベック
ハードとソフトのタイプがあり、ハードは紙のようなソフトは布のような風合い
繊維を熱と圧力で結合させているので、生地全体に透湿性があり、内部の水蒸気を外に逃がすことができる
水にぬれても強度変化はほとんどなく雨や雪をはじく
腐食しにくく、カビも生えにくい
洗濯は不可
防護服に使用される素材で有名なこちら
たまにランチバックとかでみる
あれ?これ、紙?ナニコレ?っていうやつ
コーデュラ
ナイロンの7倍もの強度をもつ耐久性に優れた繊維
デュポン社が開発し現在はインビスタ社の登録商標
ワークウェアなど高機能の衣服から日常着に至る様々な製品に使用されている
たまに見かける バックやポーチについてる「CODURA」の文字がこれ
パーテックス
パラシュート用ナイロン素材などを作っていたイギリスのパーセヴァランスミルズ社が開発した素材
様々な種類があるが、共通して、軽くしなやか
衣服にもよく用いられる
テロっとした素材のアウターがこれだったりする
スペクトラ
超強靭な素材
地球上に存在する繊維のうち最強で最軽量な素材のひとつ
強度は鉄の15倍ポリエステルより強力でアラミド繊維より40%強力
主にザックとかで見かけるこちら
とにかく超強靭が売り
と、ここまで紹介したんだけど
実はこれらの素材は
そこら辺にある手芸店ではほとんど扱いがない
(タイベックのソフトタイプのみホームセンターで見つけた)
探してみると、ネットで買えることが分かった
次回、アウトドア素材を買ってみた